Rapha GENTLEMEN'S RACE(前半)
ジェントルマンな皆様御機嫌よう!
先日、日曜日にも関わらずお休みを頂いた大満です。
Raphaさんが主催されている「Rapha GENTLEMEN'S RACE」にTEAM CRANKも出場させて頂いてきました。
ちょっと長くなりますがお付き合い下さい。
とうとう待ちに待ったこの日が来ました。
AM3:00、睡眠時間約30分・二日酔い並みの胃もたれ。
前日お昼ご飯を食べれなかったので、ヤバいと思い寝る前に牛丼を食べたのもマズかった。
楽しみなような憂鬱なような気持ちで集合場所のCRANKへ向かいます。
ただ一つ言える事はこの日の僕のコンディションは今年一番悪い。。
早速車にバイク達を詰め込みます。
今回はS倉さんにお車を出して頂きました。
あぁだこうだ言いながらバイク達を詰め込んで行きます。
最後に外のキャリアに二台括り付けて完成です。
さて、と思ったらこの男が見送りに来てくれました。
「頑張って〜。え〜大変そうやん。うわ〜しんどそう。うわ〜うわ〜」
と相変わらずのテンション。
出陣前の僕達との温度差がハンパなかったです(笑)
K島さんに見送られながら今回の開催地、京都へ向かいます。
スタートは京都の国際会館。
ここ最近暖かかったのですが早朝という事もあり思ったより激寒です。
受付を済ませ、最初の全体ミーティング。
なんだかドキドキしてきました。
コンビニへ朝ごはんや補給食を買いにと思っていたのですが、なんんと僕のヘッド周りにガタツキが出ている事が判明!
急いで治すも上手い事いきません。
F井さんも一緒になってあたふたあたふた(汗)
ここでRaphaのK本さんにお願いし直してもらいました。
やはりプロのメカニックの方の手際の良さは違う。
ヘッドパーツの直し方一つをとってもカッコイイです。
(K本さん あのお忙しい中ありがとうございました。本当にスミマセン。。)
なんとかスタート出来そうです。
スタートは僕の手際の悪さのせいで朝食も食べれない上に出発前の写真を取り損ねた。
ので、いきなりスタートです!
最初の分岐。
←Rの看板が。
これをみて一同「おぉぉ」とうなる。
どんどんと自分がGENTLEMEN'S RACEに出ている実感が湧いてくる。
この日は先頭をY部さんがほとんど引いて下さいました。
スタートしてすぐに最初の上りがやってきます。
が、僕。
ビックリするくらい回らない。
ただでも上りは遅いのに、普段の10倍登れない。
と10km地点くらいで左ハムがピキッ!!といきなりつってしまった。
おいおい、あと140kmもあるよ。あと、2400mは登らなアカンよ。
なんで今日に限ってこんなに調子が悪いの?
それに比べてH君は相変わらずガツガツと登って行きます。
次のKOMもS倉さんにサポート頂きながらぜぇはぁぜぇはぁなんとか登り切った。
56km地点 下りに救われ観光トイレの前を陣取り最初のCP(休憩ポイント)
僕達の運命を左右する女神達。
彼女達がいないと僕達は間違いなくそこら編でのたれ死んでたに違いない。
CPには手作りのおにぎり・バナナ・ブラウ二ー・レッドブルなど至れり尽くせり。
皆でがっつきます!
他のメンバーも続々とCPに到着。
最初の記念撮影を済ませ、不安を抱えながら先へ進む事に。
70km地点今回初めてのグラベル(ダート区間)
いきなり水たまり。
僕は一番後方からスタート。
ダートの上に永遠続くかのような登り。
ダートの上に永遠続くかのような登り。
「はぁ、これで俺も終わったな。もしかしたらリタイアかなぁ。」
なんて事が頭を過る。
「え〜いもうなる様になれ!クソがっ!!!」
意を決してなりふり構わず水たまりに飛び込む。
おしりに不快感を感じたが、それも一瞬でなくなり目の前の情報をとらえる事だけにいっぱいいっぱいになる。
場所によってはラインが無いところも。
ラインが無ければ答えは一つ、突っ込むのみ。
ハンドルが勝手にきれるが、ビビらずとにかく踏み続ける。
僕の中でのイメージは正に暴走列車・走り出した猪だった。
Raphaのショートムービーで何度も見たこの道しるべ。
スタッフの方々が一つ一つ手作業で立ててくれてる事に感謝をしながら進みます。
無我夢中で駆け抜け、なんとか最初のグラベルを無事クリア!
登り切ったとこでY部さんが笑顔で待っていてくれていた。
その笑顔になんだかほっとする。
急に喉が乾きボトルを手に取ると「何じゃこりゃ!?」
ボトルの先まで泥だらけ。
よく見ると自分もバイクも泥!泥!泥!
だが、こんなことももう気にならない。
どろどろのまんま口に運ぶ。
「かーたまらん!」
そうこうしている間にF井さんが到着。
F井さんのバイクも当たり前の様に泥だらけ。
なんとこのグラベルでY部さんのリアホイールに木の枝が絡まりスポークが折れてしまった。
恐るべしGENTLEMEN'S RACE。。。
S倉さんがなかなか上がって来ない。
来たっ!
なんとか無事到着。
どうやら途中で落車&パンク&脚のつりでトラブルだらけだったみたい。
途中でF井さんとS倉さんを置き去りにするほど意外と僕はダートが大好物事に気付いたのと裏腹に、調子にのりトラブル続きのS倉さんを1人残して来た事に少し心が痛んだ。
を撮るF井さん(笑)
この後もオン・オフを繰り返しながら二度目のCPへ。
ここでも女神達が僕達に優しく微笑んでくれる。
あの有名な盆栽さんのチームも!
やはりジャージがカッコイイ!!!
皆、自転車の扱いもだんだんと雑になってきている気がするのは気のせいだろうか?
非現実的な世界観に、変な物質が頭の中を駆け巡りトイレの上のコケすら愛おしく思えだす。
でも、こんな感覚は日常では味わえない。
僕が求めている自転車がここにはあると思えた瞬間だった。
- 2013.04.30 Tuesday
- 自転車のこと
- 18:26
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- by CRANK