King Cageの取り扱いを始めました。
大満です。
今回のテーマはボトルケージにもフレームの同様の愛着を!
皆さんは道具にこだわりがありますか?
美容師としてこの道具じゃなきゃダメだなんてとらわれているうちはまだまだ半人前と僕は思っていますので、僕自身そこまでこだわりの強い方ではないと思っているのですが、人から言わせると僕はどちらかというと仕事の道具に対するこだわりが強い方らしいのです。
僕が美容師として道具を選ぶ上で一番大切にしているのは
・使ってて心地よいモノを選ぶ。(逆に使っていて不快な道具は絶対に使わない。)
・今使っている道具たちよりも良いモノがあれば迷わずそちらを使う。
ということでしょうか。
僕が今使っている仕事道具たちは現時点で知っている中で一番使ってて心地よいものをアッセンブルしているだけに過ぎないのですが、人はそれをこだわりと言うのだそうです。
そんな僕ですが、自転車のパーツに対してもやはり少々こだわりが強いらしいのです。
ボトルケージもその一つ。
皆さんはKingCageをご存知でしょうか?
コロラド州デュランゴで職人のロンさんの手によって全て一つ一つ手作りで作られているボトルケージで、NAHBSに出展されているバイクの多くにはKingCageのボトルケージが採用されています。
美容機材と同じく自転車のパーツにも使っていて心地よいモノを求めている僕は、ボトルケージも色々と試してきました。
数々の失敗を重ね最後にたどり着いたのがこのKingCage。
一見ただの金属製の良くあるボトルケージに見えるかもしれませんが、実はこのKingCageはこれまでジョン・トマックやローラン・ジャラベールそしてあのランス・アームストロングなど数多くの選手たちが自腹で購入してレースで使っていたことでも有名な伝説のボトルケージでもあります。
上の写真のモデルはなんとチタンで出来ています。
重量は31g。そこらへんの軽めのカーボン製のものと大差ない軽さです。
僕も以前は軽量のカーボン製のケージを使っていた時期もありますが、どうにもこうにもカーボン製のケージは気難しかったのです。
しっかりしたホールド感を求めるとキツ過ぎて出し入れがしにくい。かといって緩めを使うと段差や未舗装区間でボトルが飛び出たり、バイクをうっかり倒した際に運悪くケージが割れてしまったこともありました。
僕がボトルケージに求めたのは軽さ・ホールド力・出し入れのしやすさ、そしてバイク自体のフレームのデザインを邪魔せず且つケージ自体の美しさを兼ね備えている事。
そんなものがあるのかと思うかもしれませんが、あったんです。
僕の中でそれがKingCageだったんです!
この曲線美!
極薄の空中チタンを一本一本手作業で曲げしっかり溶接しています。
カーボン製やプラッチック製のケージですと出し入れの際に擦れてお気に入りのボトルが傷つきやすい傾向にあると思います。
ですが、このKingCageは金属特有のツルッとした手触りなのでボトルに傷もつきにくいように思います。(あくまで僕の主観ですが。)
ホールド感もキツ過ぎず緩過ぎず丁度良い。
もちろん段差や未舗装区間などでボトルが飛び出た事は今まで一度もありません。
ボトルを装着した際にカチッとはまる感覚は病み付きになります。
Titanium Cage
こちらが代表的なチタンモデル
¥ 7,300 (税別)
Weight : ave.31g
Stainless Steel Cage
ホールド感や美しさはそのままに低価格な空中ステンレススチール製のモデルもございます。
重量は少しUPしてしまいますがチタンモデルに比べパイプが細身なのが特長です。
¥ 2,200 (税別)
Weight : ave.50g
Hi-Polished Titanium Cage
こちらはTitanium Cageを日本の柳澤製作所でわざわざハンドポリッシュをかけているタイプ。
入荷が非常に少なく、なかなか手に入らない商品ですのでご希望の方は在庫の有・無の確認を前もってご連絡頂けると助かります。
¥ 7,600 (税別)
Weight : ave.31g
Polished by 柳澤製作所
Coat Hook
何これ?と思った方も多いかと思います。
Titanium Cageのパイプを使った壁にネジで取り付けるタイプのフックです。
こんな遊び心があるのもKingCageの魅力の一つ。
Rideから帰ってきてこのフックに上着やヘルメットをかけるなんて考えただけで口元が緩みませんか?
¥ 3,800 (税別)
Material : Titanium
今のところ僕はこのKingCage以上のボトルケージに出会えていません。
決して安くないお値段ですし、ボトルケージにそこまでお金をかけれないという方も多いかと思います。
ですが一度使うとこのケージ以外使えないとなってしまう。KingCageはそんなボトルケージです。
使った人だけにしか分からないこの魅力を皆様と共感できれば幸いです。
是非店頭で手にとってKingCageの素晴らしさを実感下さいませ。
ボトルケージにもフレームの同様の愛着を!
大満 隼嗣
- 2015.01.28 Wednesday
- 入荷情報
- 12:19
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