大満です。
小豆島へ上陸し、荷物をロッカーに放り込んだら軽くグリーディング。
思った以上に気温も暖かく、新しく作ったジレも必要ないくらい。
みんなワクワクしているのが伝わってくる。
このRIDEが始まる前の感じがなんとも言えない感じで僕は好き。
CRANK RIDE スタートです!
(Photo:KuMOさん)
スタートと同時にup downが続きます。
と言っても小豆島は基本的にup downしかないのですが。
海岸線沿いを気持ちよいペース。。。じゃない!!!
空気の読めない和君と神野君(今回はミドリ虫と呼ぼう。)がいきなりペースを上げる。
早々にKuMOさんと僕と4人のパックに。
(Photo:KuMOさん)
本当はめっちゃよい景色なのにそんなもの見る余裕もなくローテまで決め込んでペースはどんどん上がってく。
今思えばこの和君とミドリ虫のせいでこの後のRIDEのペースが完璧に決まってしまった。
その頃ざねりんは昨日のお酒も残っているのか一番後続でもうすでにグロッキーに。
これは先が思いやられる。
先頭集団のペースのおかげであっちゅう間に第一集合ポイントに到着。
(Photo:KuMOさん)
(Photo:KuMOさん)
今回はKUALISが3台!
もはやKUALIS祭り!!
(Photo:KuMOさん)
アームカバーも外し、ミドリ虫は前のジップも全開で走行。
先頭集団のペースは落ちず、気づけばぐっさんと谷口さんもパックに加わりえらい事に。
下りもしらーっと踏むKuMOさん。すーっと上がってきてペースを上げる谷口さん。肋骨が折れているとは思えないくらいガシガシ踏みたくるぐっさん。わけわかんないけどめっちゃ楽しそうなミドリ虫。
完璧に空気の読めないこのヤロー達のおかげで、第二集合ポイントも予定よりかなり早いペースで到着。
できたら名物の穴子の蒲焼きでも食べようかと思っていたが、まだやっていなかった。
今回の参加いただいたメンバーはめっちゃイイ。
初対面の方もいてるのにとりあえず皆んなよく喋る。
結局ペースを上げて稼いだ時間も休憩で消化してしまう。
これはこれでエエか!
この二人ってどことなく似てるような気がする。
二人ともめっちゃシュッとしてる。
こういう体系憧れるけど絶対なれないんだよなー。
そうそう、今回は僕は子育てを言い訳にバイクにぜんぜん乗れていなく半端じゃないパンプアップをする事に成功しての参加。
なのにこのペース。もう少し皆んなブタを労ってもらいたいものだ。
ざねりんもだんだんと酒が抜けてきたのか普段のペースを取り戻してきた。
よし、このままペースがゆっくり
なるわけもなくまたこのヤロー共が上がってくる。
登りではなく、下りで後続を引き離す。
下りでは僕のパンプアップしたバディーが生きてくる。
「おい!ミドリ虫!ちんたらライン膨らんでないで早よ下らんかい!w」
今の僕は下りでは誰にも負ける気がしない。
悲しい...
途中後続と合流し久々のCRANKジャージに会う。
ハマさん・やっさんこの2人は実はCRANKの中でもイケイケなメンバー。
全体的に浮き沈みもなくずっしり安定して走るやっさん
一度火がつくと平坦だろうが登りだろうがミサイルの様にカッ飛んでいくハマさん。
皆走りに個性があってイイなぁ。逆に僕ほど走りに個性がないライダーも珍しいのではないだろうか?
(Photo:KuMOさん)
(Photo:KuMOさん)
3つ目の集合ポイントである大坂城残石記念公園に到着。
本当にこのRIDEは笑顔が絶えない。
休憩中はずっと笑い声しか聞こえないとても居心地のよいメンバー。
こんなメンバーと巡り会えて尚且つ大好きな小豆島を一緒に走れてとても幸せを感じれる1日となった。
久々にアルベルトと走る。
この後一番の番狂わせがこの男なのだがこの時はまだ知るよしもない。
いつも全身Raphaのウエアーでバッチリ決めてきはる松本さん
CRANK RIDEには初めて参加のタルちゃん
お二人ともCRANKにCUTしに来て下さっています。
いつもありがとうございますぅー。
(Photo:KuMOさん)
一山越えたら今回のお昼休憩ポイントの土庄に到着。
エンジェルロードのまえでタルちゃんと一緒に記念撮影。
今回のお昼は各自行きたいところに自由に行ってもらう事にしました。
僕がチョイスしたのはラーメン。
エンジェルロードを眺めながら食べれるラーメン屋さんです。
もはやラーメン屋さんのロケーションではない。
店内もラーメン屋さんにしてはえらくおしゃれなお店。
ざねりんすらここに座ればおしゃれに見える?
諸味味噌がのった醤油ベースのラーメンがとても美味しかったです。
ただ、ここのお店の難点が一つ。
海からの日光の照り返しがキツイためラーメンを食べるのにサングラスが必須です!w
くんちゃん(久美ちゃん)
もよく頑張って走ってる!
ゆったりした時間が流れるとてもよいお店でした。
腹も一杯になり、防波堤でくつろぐやっさん
(Photo:KuMOさん)
この後に今回のメインデッシュの寒霞渓が待っています。
気分的になかなか重い腰が上がらないが行くしかありません。
いざ寒霞渓に向けて再スタート!
と、ここでこのRIDEで唯一のトラブルが発生。
僕のカメラが落下してしまった。
この後は急激に写真が減るがそこはご愛嬌。
寒霞渓へのアプローチを済ませ皆寒霞渓に挑戦!
今回一番のチヤホヤライダーの高田さん
先日納車されたばかりのSVできて下さいました。
まぁ、ハレンチなオレンジ色ですコト!
ホイールもENVEなんか履いちゃってさ。
コンポ?もちろんAll REDですわよ!
キーーーーーッこんなバイクぜんぜんうらやましくないんですからね!!
覚えてらっしゃい。
女子たちも頼もしく登っていく。
何度か大きいつづら折りとアルベルトをパスし、見えてくるのはあの看板。
今年もやって参りました平均斜度18%/3.5km
それにしても身体が重い。
高田さんがどんどん小さくなっていく。
ギアももうすでに使い切った。
目の前にあるのは永遠に続くかの様な急斜面。
重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い重い
決めた。ダイエットしよう。
終盤に差し掛かった頃、実は今回が初めての小豆島なご意見番が蛇行しながら登っている。
横を通り過ぎる際に蚊の鳴くような声でぼそりと一言。
一瞬聞き逃しそうになったが確かに聞こえた。
「なんなん この坂」
確かにその言葉につきるわな。
山頂間際、先に登っている皆が見えてきた。
「よしっ!」
最後の力を振り絞って腰を上げた。
ギアを重くした瞬間だった。
カッチャっと心地よい音と共に脚が軽くなった。
「えーーーーーー!」
もう一枚余ってた...
「最悪や。」
僕の使っているコンポはSRAMなのだが、カンパやシマノと違ってSRAMは変速を一本のレバーで行う。
一回クリックしたらギアが重くなりググッと奥の方に続けて2回クリックするとギアが軽くなるというダブルタップという機能のコンポなのだが、一つだけこのダブルタップには難点がある。
それは一番ギアを軽くした後もう一度レバーをクリックするとギアが一枚重くなるのである。
逆もしかりで一番重くしてもう一度クリックするとギアが一枚軽くなる。
ロード乗りあるあるだが、山でしんどい時に一番軽いギアに入れているのにまだ軽いギアがないかと変速してしまう事があるのだ。
ただ、このSRAMは先ほど説明した通り、それをやってしまうと一枚重くなるので特にこんな寒霞渓みたいな山や激坂では絶対にやってはいけない。
ところがこれが今回は裏目に出てしまった。
てっきり一番軽いギアを使っているつもりだったが、まさかの最後の一枚が余っていたのだ。
「マジかよ。」
チキンな僕は今回迷わず12-28のカセットを入れてきたのに。
もともと脚も無いうえにただでもパンプアップしまくっている僕のバディーで39/25で登ってしまった。
そらシンドイわッ!
女性達も無事クリア。
マキちゃんは最後気合のアタックを見せてくれた!
あれはカッコ良かった。写真が無いのが残念だ。
ざねりんも、妹背さんのサポートと共に今年も脚をつかず登ってきた。
いやー、よう頑張った!
????
あれ?
アルベルトは?
まさかのアルベルトがドベ。
まさかのまさかでざねりんに負けるという番狂わせが。
しかもざねりんよりもかなり前に登り始めてたはず...
ロード乗りとしても男としてもこれは恥ずかしい!
アルベルト、、、
すまん。かける言葉が見当たらない。
先に登った先頭集団が集合ポイントをミスって先に行ってしまったようだ。
先頭集団が戻ってくるまでここで待つ事に。
(Photo:KuMOさん)
待ってる間、高田先生からのありがた〜いお説教が。
高田先生:「おい!お前ら!寒霞渓なめとんとちゃうか? 特に大満とアルベルト!なんやあのショゥーーーーーもない走りは!お前らとはもう付き合ってられへんわっ!」
生徒:「おいおい、高田のヤツめっちゃ怒ってるやんwww アルベルト確かにあれはやばかったんちゃうん?」
(Photo:KuMOさん)
ってな事ではなく、やはり寒霞渓の山頂は去年同様寒すぎて皆で身体を寄せ合い温めあって待っていたのです。
でもこれが本当に暖かいんです。
大袈裟じゃなく本当に露天風呂に入っているような感じで暖かく気持ち良いんです。
日頃ずいぶんと人肌にご無沙汰な40代独り身のご意見番はこの時彼女を作る決心をしたそうです。
あ、良かったらご意見番は只今彼女募集中です。
ビビビッと来られた方はCRANK 大満までご連絡下さい。
今なら特別に仲介料はご意見番持ちでご紹介致します!
(Photo:KuMOさん)
無事先頭集団も合流し展望台へ。
が、やばいくらいお猿さんのう○こが散乱してる。
かほりも動物園さながら。
(※↓の写真は観覧注意)
う○こだらけです。
皆で記念撮影をとっととすませそそくさと退散。
この後はズバーーーーーっと寒霞渓を下る。
初めて表から下ったが、この下り最高に面白い!
来年はダイエットが成功しているはずなのでここまでスピードでないだろうし、体重任せに後続をちぎる。
気持ちよく下ってると横からスパーーーーッと谷口さんが登場!
登りはすーーーーっと、下りはスパーーーーッと。どんだけシュッとしてんねん!
ただ、今回走って分かったのだが僕は個人的に谷口さんと下りの馬は合いそうだ。
ライン取りやブレーキング、加速など僕とよく似ている。
そのまま二人で下り倒した。
来年までには登りも一緒に登れるよう身体を作っときます。
最後はいつもの佃煮屋さんで塩ソフトを。
これが疲れた身体に染みるんだ!
でもここまできたら、今回のRIDEも終盤。
無事坂手港に到着し、ロッカーから荷物を出す。
皆、表情に疲労感が出ている。
疲れて言葉数が減った皆がこのRIDEの終わりを告げていた。
(Photo:KuMOさん)
フェリーを待つ間僕は皆の背中を眺めながら今回のRIDEを振り返っていた。
少々遅れてフェリーが港に入ってきた。
さあ、帰ろう!
毎回小豆島の終わりは名残惜しい。
フェリーが早くきて欲しいようなきて欲しくないような。
また来年、皆で必ずこの地に降り立とう!
乗船し皆で一風呂浴びて、今回のRIDEを肴に円を囲む。
こうやってRIDEの話を終わってからできるという事もこの小豆島RIDEの醍醐味!
あの区間はどうだったとか、あの下りはどうだったとか。
初めての小豆島に色々思う事があったっぽいご意見番。
来年はどんな走りを見せてくれるのだろう?
楽しい時間がゆっくりと流れていく。
こんな光景をそっと眺めているのが好きだ。
僕の仲間や、それに賛同して集まってくれた皆が楽しんでくれている。
こんなに幸せな事はない。
フェリーは神戸港の港に入った。
先ほどの島の風景とはぜんぜん違う。
都会的で洗礼された街、神戸。
これはこれで好きだが、あの何もない坂手港も捨てがたい。
その街々に特徴があり、良いとこがあるがここまでギャップがあるとなかなか刺激的だ。
神戸に到着し、今年のCRANK RIDE〜小豆島〜も無事終了。
NOパンクNO落車でトラブルなく本当に良かった。
くんちゃん
今回はCRANK RIDEに初参加ありがとう!
どうだった?
久々一緒に走れたから嬉しかった!
マキちゃん
マキちゃんも、今回はCRANK RIDEに初参加ありがとう!
いつもこんな感じで「やかまし 門真市 寝屋川市」に負けへんくらいガヤガヤワイワイやってます。
いつでも遊びに来てね!
松本さん
あのカセットは卑怯ですわーw
僕も来年はあのくらい入れていこうかな?
ミドリ虫(神野君)
いやー、よう暴れたね!
来年は覚えとけよ!!
妹背さん
今回はざねりんの子守りありがとうございました。
例のアレあいつまだ弁償してないんちゃいます?
ぐっさん
ぐっさんも今回は初参加ありがとうございました。
とりあえず肋早く治して下さいね。
また一緒にはしりましょう!
岡さん
今回は岡さんとあまり一緒のパックで走れなかったのが一番の心残り。
次回は鬱陶しいくらい側にいたんねん!
谷口さん
KUALIS調子良さそうっすね!
ほんまにええバイクですもんね。
来年は登りも一緒に頑張ります!
KuMOさん
いっぱい素敵な写真ありがとうございました!
勝手に使わせて頂きました。
来年は前夜祭からですよ!!
高田さん
高田さんってなぜか昔から知っている気がするんですよね。
何話しても笑いが同じだからかな?
いや、高田さんの人柄かっ!
あと、SVほんまかっこええっすわ。
高田さんによう似合ってました。
はよ立ちゴケして下さい。
タルちゃん
タルちゃんも初参加ありがとうございました。
また近々飲みに行かなあきませんね!
いつにします?
ハマさん
今年の小豆島はどうでした?
ハマさんのアタックなかったん寂しかったなーw
和くん
お疲れ様でした。
次こそはお互い調子合わせて行きたいな!
アルベルト
来年まで精進せいッ!
あ、車ありがとう!
ご意見番
脛大丈夫?
早よ治してね!
やっさん
今回はうどん何杯食べたの?
次の朝練どこ行こうか?
ざねりん
30歳になって初の寒霞渓どうやった?
今年もこれで無事に年が越せるな!
来年も頑張ろうな!
今井さん・安田さん
今回は参加頂けなかったですが、早く怪我を治して来年は一緒に大暴れしましょう!
今吉さん
お会いできず残念でした。
来年は強制ですよ!w
でも、もうこの瞬間からCRANKの来年の小豆島は始まっている。
(Photo:KuMOさん)
大満 隼嗣